冬のパン作り。発酵器いらず!初心者にもおすすめの発酵方法をご紹介

冬のパン作り
体験談

夏は室温でもあっという間に発酵してくれたパン生地。
しかし、冬はなかなか膨らみません。

「冬でもスムーズに発酵させたい!」
「でも、発酵器は高いし置く場所もないから買えない…」

そんな時におすすめの方法を紹介します。

温度管理がしやすい方法を選ぼう

初心者にとって、生地の見た目で発酵の見極めをするのは、難しいです。

私も慣れるまでは、

・発酵不足で思うようにパンが膨らまない
・過発酵してしまう

といった失敗がありました。

特にパン作り初心者の方には、温度管理のしやすい方法で発酵させるのがおすすめです。

オーブンレンジの発酵機能がおすすめ。事前に温めておこう!

生地をこね始める前に電子レンジを40℃の発酵モードで温めておきましょう。
または、何か温めたいものがあれば、先にレンジを使ってレンジ内を温めてもOKです。

そうすることで、

・こねあがった生地をすぐに暖かい場所で発酵させることができる。
・レンジが温まるまでの時間がかからない分、発酵がスムーズに進む。

といったメリットもあります。

オーブンレンジの発酵機能を使えば、レシピに「一次発酵は40℃で25分~」と書いてある場合、その発酵時間を基準に生地の見極めもできます。

ちなみに、二次発酵は途中までオーブンで発酵させ、予熱を入れるタイミングで出して生地を暖かい場所において発酵させましょう。

温度管理が難しい!発砲スチロール容器で発酵

以前に、発泡スチロールの容器にお湯をはり、中の温度を40℃くらいにして、生地を発酵させたことがあります。

しかし、保温性の高い容器とはいえ、真冬ではだんだんお湯が冷めてきます。
私はお湯を付け足していたら、温度が高くなりすぎてしまいました。

温度管理が難しく過発酵になってしまい、イースト臭がして固いパンができてしまいました。

特にパン作り初心者の方には向かない方法だと思います。

ゆっくり発酵させるとパンは美味しくなる!

スムーズに発酵できる方法を紹介しました。

しかし、実はイーストの量を通常の1/3ほどの量にして、低温で時間をかけて発酵させるのもおすすめです。

「オーバーナイト法」という、生地を冷蔵庫で一晩寝かせて作る方法もあります。

2日かけてパンを作る!オーバーナイト法とは?

「オーバーナイト法」とは

生地のこねまで終わらせ、一次発酵を一晩冷蔵庫でさせます。
翌日、冷蔵庫から生地を出して室温に戻し、その後の作業を行なう方法です。

「時間がかかりそう…」と思いがちですが、作業を2日間に分けられるので、案外ラクです。

また、通常よりイーストの量も少なくなるので、イースト臭の少ない美味しいパンが焼けます。
パンの老化も遅いので美味しい状態が長く続きますよ。

その日のうちに焼きたい!その場合はちょっと低温発酵で。

翌日に予定があれば、その日のうちに焼きたいですよね。
その場合は、40℃で発酵させるところを35℃で発酵させましょう。

発酵時間は1.5~2倍にしてみてください。

イースト量を増やしたり、発酵温度を高くするのはNG!

逆に、早く発酵をさせたいがために必要以上にイーストの量を増やしたり、発酵温度を高くするのはやめましょう。

過発酵になってしまい、美味しいパンは作れません。

また、パンの老化も早まり、すぐに固いパンになってしまいます。
早く焼きたい気持ちはわかりますが、美味しいパンを作るには、しっかり発酵時間をとることが大切です。

まとめ

冬は温度管理のできる、オーブンの発酵機能で発酵させるのがおすすめです。
事前にオーブンを温めておけば、より発酵がスムーズに進みます。

逆にゆっくり発酵させて作っても美味しくできますよ。
また後日、低温発酵のパンレシピをアップしたいと思っています。

冬こそ、寒くて外出したくない日が増えます。
そんな日こそ、おうちでパン作りを楽しみましょう。

この記事を書いた人

愛知県在住のアラサー専業主婦。
3歳女の子ママ。

【趣味】
・パン作り
・料理
・ドラマ鑑賞
・投資
など

おうちでパン焼くのが好きです。

大好きなパンやパン作りのことを発信したくて始めたブログ。
いつの間にか、楽しく自由に好きなこと書いてます。

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