パンのブログなのに、「ケーキじゃん！」と突っ込まれそうですね。
一応「パン」ケーキだと言い訳させてください。(笑)
子どもに体に良さそうなおやつを作ってあげたくて、
・全粒粉配合
のパンケーキのレシピを探しました。
しかし、なかなか理想のレシピを見つけらず…
適当に作っていたら、理想の配合にたどりつけました。
甘さ控えめなので、ダイエット中の方にもおすすめですよ。
材料（約5枚分）
| 材料 | 分量 | 備考 |
| 薄力粉 | 70g | |
| 全粒粉 | 30g | |
| ベーキングパウダー | 小さじ1 | |
| 砂糖 | 大さじ1 | てんさい糖を使用していますが、上白糖などでもOKです。 |
| 卵 | 1個 | Mサイズ |
| 牛乳 | 100ml | |
| こめ油 | 大さじ1 | サラダ油、太白ごま油などでもOKです。 |
作り方
①薄力粉、全粒粉、ベーキングパウダーを合わせてボウルにふるい入れ、砂糖も加えて混ぜる。
②卵、牛乳を加えてよく混ぜ、油を加えてさらに混ぜる。
ここで生地は完成。あとは焼くだけです。
③テフロン加工のされているフライパンを油を引かずに温め、焼いていきます。
④ぷつぷつ気泡が出てきたら、ひっくり返す。
⑤竹串を刺して生地がくっついてこなければ出来上がり。
⑥子供用はそのまま。
大人にはちょっと物足りないので、バターやはちみつをお好みで。
頂き物の「はちみつバター」を乗せました。
この「はちみつバター」は優しい甘さで、トーストやシンプルなバターロールなどのパンに塗っても美味しい。
添加物も不使用ですよ。
ポチップ
市販のホットケーキミックスって甘い！
幼児食のおやつに1歳から食べられる、市販のホットケーキミックス。
しかし、結構甘いですよね。
ベビー用で0歳からOKのホットケーキミックスを使ったこともありますが、意外と甘くてびっくり。
しかもちょっと割高です。
まあ、子どもは食べてくれましたが…
そんなことがきっかけで、
を考えました。
紹介したレシピは、全粒粉を薄力粉に変えても作れます。
ベーキングパウダーさえあれば、お家にある材料で簡単に作れますよ。
そもそも全粒粉とは？
引用元：第1回 全粒粉とは：不足栄養素を補う全粒粉｜栄養コラム｜ニップン栄養情報サイト｜株式会社ニップン
小麦の粒は、
・胚乳
・胚芽
の3つの部分に分かれます。
この粒を全て挽いて粉にしたものが、全粒粉です。
それぞれの部分ついて解説します。
表皮（ふすま）
小麦の外側の部分。
お米に例えると、精米して出てくる米ぬかの部分です。
家畜のエサにもなりますが、低糖質で食物繊維やビタミンが豊富。
最近たまに見かける「ふすまパン」は、ダイエットにも最適です。
胚乳
小麦のほとんどを占めている胚乳。
糖質やタンパク質が豊富。
普段よく目にする強力粉や薄力粉などの小麦粉になる白い部分です。
胚芽
そのまま成長すると芽になる部分。
小麦の中では一番割合が少ない部分ですが、
ビタミンやミネラルなどの栄養素が最も豊富です。
特に多く含まれているのがビタミンE。
ビタミンEには抗酸化作用があるので、
老化防止、アンチエイジングにも効果がありますよ。
全粒粉は栄養満点！
全粒粉には、小麦の「表皮（ふすま）」「胚乳」「胚芽」すべてが含まれるので、
小麦の栄養をたっぷり摂取できます。
小麦粉だけで作ったパンと比べると、全粒粉入りのパンは噛み応えがあり、満腹感を得やすいです。
また、小麦の香ばしさを感じられるといった特長もあります。
小麦粉と同じ！パン用全粒粉と製菓用全粒粉の違い
全粒粉には、パン用のものと製菓用のものが売られています。
その違いは灰分量（タンパク質含有量）です。
普通の小麦粉でも、パンには強力粉、製菓には薄力粉といった使い分けをします。
パンでも、少しサックリさせるために菓子パンやデニッシュなどに薄力粉を配合することもありますね。
ちなみに、紹介したレシピでは、どちらを使用しても問題ないですよ。
まとめ
甘さ控えめ、全粒粉パンケーキのレシピを紹介しました。
ホットケーキミックス不要で、簡単な材料で作れます。
子どものおやつにはもちろん、ダイエット中の方にもおすすめですよ。
パン作りで余った全粒粉の消費もできます。
全粒粉には食物繊維やビタミン、ミネラルも豊富。
普通の小麦粉にはない、全粒粉独特の風味も楽しんでみてください。
