「最強力粉」
名前だけでなんか強そう。
スーパーキングという名前もすごい名前ですよね(笑)
なんだかずっと気になって仕方がないので、ついに粉を購入。
今回は、食パンを焼いてみました。
普通の強力粉で作るレシピを使用しています。
実際にこねて、焼いて、食べてみた感想をお伝えします。
・パンにボリュームを出したい
・もちもち食感のパンを焼きたい
こねていると、弾力が!
いつもよく使う強力粉(イーグル)とは違います。
こね始めは、ちょっとベタつく感じ。
「ちょっと水分減らせばよかったかなー」と思いつつ、こね続けていくと特に問題なくこねあがりました。
こねあがりが近づくと、はね返ってくるような、すごく弾力を感じます!!
生地が重く、こねに力がいりました。
食パンは粉の量も多くて、ただでさえこねるのが大変です。
冬なのに汗だくになりながら、がんばってこねました(笑)
発酵はスムーズ
発酵は、なんだかいつもよりも膨らみがいい気がします。
生地は扱いやすく、成型もいつも通り問題なくできました。
焼き上がりは窯伸びして、ボリューミーに!
オーブンに入れて、5分くらいで窯伸びしてきました。
いつも以上に窯伸びして、ボリュームのあるパンが焼けました。
もっちり食感が楽しめる
ふわふわ感はあるけれど、もっちりとした食感が美味しい食パンでした。
パン屋さんで売っている、ボリュームのある山型食パンに近い感じ。
たぶん最強力粉を使っているんだろうな…と勝手に予想します。
サンドイッチにして食べるよりは、そのままスライスまたはトーストがおすすめ。
その方が、最強力粉の食感を楽しめそうです。
最強力粉「スーパーキング」
強力粉のなかでも、特にタンパク質含有量の多い強力粉を最強力粉といいます。
タンパク質含有量が多いことで、強いグルテンができるのが特徴です。
グルテンが強いと、弾力が強く粘り気が増します。
また、スーパーキングには普通の強力粉に加えて、
・増粘剤(アルギン酸)
粉末麦芽とは
「麦芽」とは、文字の通り麦の芽。
大麦を発芽させたものです。
ビール、ウイスキー、水あめの原料としても使われます。
パンの材料として入れることで、発酵を促す、焼き色をつきやすくするなどの効果があります。
増粘剤(アルギン酸)とは
食品添加物の一種ですが、天然の食物繊維です。
昆布やワカメなどの海藻類に含まれるぬめりの成分がこのアルギン酸。
化粧品や医薬品にも使われる成分です。
250gの粉で試すのがおすすめ!
今回、富澤商店さんで取り扱いのある、250gの最強力粉を使用しました。
普通は1kgで売られていることが多いですが、初めて使う粉を使いきれる自信がありません。
そんな時、250gであれば、
といったメリットがあります。
もちろん、g単位にすると割高になるので、気に入れば大容量で買うことをおすすめします。
「スーパーキング」で作るのにおすすめのパン
スーパーキングのパッケージには「食パン、菓子パンにおすすめ」と書いてありますね。
個人的な意見ですが、薄力粉を配合するような、さっくり軽い食感を楽しむ菓子パンよりは、もちもち食感を楽しみたい場合に使うと美味しくいただけそうです。
クリームパンよりはくるみパンやチーズを入りのパン。
いや、もちもち生地のクリームパンも美味しそうですね。
様々な種類のパンを楽しめそうです。
まとめ
ずっと気になっていた最強力粉「スーパーキング」。
もちもち食感の美味しい食パンが焼けました。
最強力粉は、普通の強力粉に飽きてきたとき、ボリュームを出したいときに使いたいです。
実は最強力粉「ゴールデンヨット」も気になっているので、また比較してみたいと思います。